手のひらサイズのノートをいつも持ち歩いています。 電車に乗っている時や、友達のライブに出掛けた時なんかに、 構図とか、ほとんど何も考えずにペンを走らせています。 なにげない仕草や、流れていく景色... いいなぁ ...って そのとき目に映った線を、紙の上でなぞる。文字どおりの 「 即興線画 」です。 描いている間にも、人は動くし、景色は移り変わっていきます。 変わっていくからそれに沿ってみる。 だからとても取り留めもないものなのだけれど、後で、ページ をめくってみると、けっこういい絵が出来てたりして.....。 |
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誰に見せるというのでもなく、描いていましたが(...って、 べつに隠していたわけではありませんが)、去年はじめて、 これらを主役にした展示をしようということになりました。 展示に際して、葉書くらいの小さな、地味な茶色のノートを 並べただけじゃなぁ... ということで、絵の自然さをそのまま 空間的に展開できたらいいなぁ、とあれこれ考えてみました。
小さくコピーしてみたり...
お部屋に合わせて糸で描いてみたり... →
油絵にしてみたり... これらの複写、糸の絵や、油絵は、展示という機会、 その場所や出会いがなければ生まれてこなかったんだよね。 「 即興線画 」を、ぼくの、いつものこと。とすれば、 「 即興線画展開 」は、ちょっとエンターテイメント。 ファンサービスって言ったらなんだかなんなんだけど、 つまりは、それを君と共有したいっていうこと。 孤独に酔いしれたい気持ちもあるんだけど、 真実はちょっと違うみたい。 だから敢えて、展示タイトルを「 即興線画展開。 」にしました。 ぼくの描く線は、君んとこまで届くかな? |