那須塩原にて





instaration view ; いしかわかずはる「なんだっけ」,「つかみたい」/宮里明人「月の神殿 l (FULL MOON)」






2011年8月、

宮里明人さん(彫刻の作家さん)の個展に、ゲスト参加しました。





宮里さんは、日展及び白日会会員にして、教授。「ゴミとITとわたし」展へご来場された際に

「毎年、那須塩原でゲストを呼んで展覧会を開くんだけど、どう?若い人の表現をぜひ紹介したい」

とお誘いをいただきました。



日展の、彫刻の人との展示 というかたちになりますが、ジャンルや肩書きにはこだわらず、

作品で対話したいという気持ちで臨みました。





僕からの出展作は、未発表のもの、展示期間が超短かったもの、

海外のみで発表されたものなどを含めた、約20点。



出展作について、宮里さんには「あるレベルに達した作品どうしが並んでいれば

それでいいと思う。」ということで、特に内容への要請はなく100%僕の自由にさせて

もらいました。宮里さんの作品から自分なりに読み取ったものに応えるかたちで、選出。



僕の「
」は、その時その場の実際の光景から捉えられたものですが、それ自体は

「(確固たる)
実在」というよりは、「(その時そのように見えた)現象」であり、また

「(その時そのようにペンを走らせた)
」であるといった性質があり、そこには、

重さ」があるのかないのかは、謎..。とくに謎なやつを持っていきました。

これまで「重さ」についてあまり意識する機会はなかったのですが、宮里さんの作品を見て

「重力」が宮里さんの創作のテーマであると直感したためです。



宮里さんは、『月の神殿』というシリーズを中心に。

会場はちょっと、ふわっとしたのでは..思われます。






会場は、那須塩原のギャラリ-バ-ン

那須塩原の広葉樹の景色や、ゆったりした環境、こちらに住むものつくる人々との交流などなど、

魅力たっぷり。宮里さんはすっかりはまり、通ってはインスピレーションを受ける地となった

のだそうです。 僕も、展覧会下見のために初めて訪れたのですが、はまる人の気持ちに納得。



広い草原、のどかな牧場、防風林で囲まれた小さな森のような家々、深い谷、緑のトンネル。

美しい景色を見ていると、ここが「(放射線量の)ホットスポット」として報道されたことに

言いようのない違和感を感じざるを得ませんでした。当時市内で高いところでは、0.9μSv/h を

越える値が検出されていました この目に見えない不確かな不安が晴れる日を願う意味も込めて、

素敵空間を実現しました。







>> p h o t o r e p o













いやはや、正直言いますと、展覧会前、コンサバチブな人々から罵られるかもしれないな..

などと思っていましたが、そういうことは全然ありませんでした。

シンプルな作風にお客さんたち興味津々。

「自転車が誰かを待っている」としみじみ誉めてくれる人や、

若きアーティストや愛好家たち、

展覧会前日や朝晩時間外にふらーっと寄り道、

コーヒーのんでひとしきりお喋りして帰ってく常連さん。

旧~いビートルを更にビンテージアップリケにして乗りまわす謎のお兄さんや、

好きなことにまっしぐらな大人達に会えて面白かったです。

ギャラリ-敷地内で本格バーベキュー。をはじめ、肉スペシャルと名付けたい朝食や

地元農家のごっそり野菜ランチなどなど、よく食べよく働きよく眠り、

なんだか健やかなる日々。ごちそうさまでした!















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