母校に寄贈





2015年

節分と春分の二日間、母校・奈良の天理中学校へ赴き、

作品寄贈(現地制作)してきました!



作品の設置場所は、玄関・美術室・理科室 の三箇所。





玄関に…

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「 でんぢやで 」

thred & yarn at the entrance of Tenri junior highschool, 2015
(c) ishikawa kazuharu, courtesy of YUKARI ART




「 で ん ぢ や で 」


あらためて天理中学校を訪れて印象的だったのが、周りの景色でした。

間近な山並み、古墳、そして田畑…。

絞り込んで、田植えを終え数日後の稲の姿を描くことにしました。奈良は

まほろば、青垣の景色につつまれた学び舎で、これから育って行く人たちへ

贈りたいと思います。

玄関入ってすぐの長ーい廊下。事務室と階段の間の頭上には、繋がる空間を

一旦仕切るかのような四角い枠。一見ガラスが はまっているのかと思いきや

何も無い。 この場所を選んだのは、美術作家として食指が動いたので。

言わば、ビビッときたわけです。日頃から、空中にさらりと絵を描くことが

出来たらいいなという願望があり、この「空中に四角い枠だけがある」と云

う状態が、それを実現させるための前提として感じられたのです。







美術室に…

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「 みまもるかお 」

yarn on the Art room of Tenri junior highschool, 2015
(c) ishikawa kazuharu, courtesy of YUKARI ART




「 み ま も る か お 」


部屋の隅の上の方を見上げると、視線をおろす穏やかな顔がある、という

作品。空であったり、月や日や、様々なものに包まれて私達が在る。「見守

られている」という感覚、そういう感受性は多かれ少なかれ、人の心にある

のではないかなと思います。たぶん。 また、人は「見守る」側になること

もしばしばあるはず。僕自身が親になったので、見守られ育ってきたことへ

の感謝と、見守り育てていく心と、個人的な二つの思いも込めました。





理科室には…

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「 さくらは 」

yarn on the Sience room of Tenri junior highschool, 2015
(c) ishikawa kazuharu, courtesy of YUKARI ART




「 さ く ら は 」


地面から桜の太い幹、そして枝、葉へと、つながる線を描きました。

地から天へと伸び広がる生命の姿です。直感的に「理科室には植物の姿を」

と以前から考えていました。

元素周期表の階段状のデザインと、有機的な描線と。窓の外の木々、柱とい

う状況、両側斜上方へ伸びるパイプ。環境と作品とが良い感じで響き合って

んじゃぁないかな〜と自画自賛です。







以上。

これらの作品はもちろん、母校の生徒達に贈ったものですが、

同時に、その家族&職員さんたち、そしてOBOG、先人達への

メッセージでもあり、また、この学校にぜーんぜん関わりのない

人にとっても、きっと何か受け取って頂けるものがあるのではないかと

思っています。

即ち、たくさんの人に見てもらえたらなあと。

というわけで、ぜひ。 作品観賞ご希望の方は、

天理中学校事務室までお問い合わせ下さいませ。



〒632-0032 奈良県天理市杣之内町827

TEL: 0743-63-7673 FAX: 0743-62-2080

http://www.tenri-j.ed.jp 





2015.0214.KAZUHARU












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