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From: いしかわかずはる Date: 2006/5/26 To: GEISAI実行委員会 Subject: #11 村上隆さま、実行委員会のみなさま、こんにちわ。 「ファイナル」について、私なりの意見を なるべく、すっきりした言葉で伝えたいと思っていましたが、 なかなかまとまらないまま、今となってしまいました。 私の、GEISAIへの参加理由のひとつには、 「土壌造りから始めなければならないのなら喜んで泥まみれになる。」という 村上さんの言葉を、「この人、マジだ!」と受け止めたということがあります。 GEISAIの目的は、GEISAIではない(形の維持ではない)のだから、「ファイナル」 という決断が下されるのであれば、ぼくはそれでいいと思っています。 この五年間の、ビフォーとアフターは同じではないはずです。 GEISAIは、出展者たちや美術に携わる人達、そして社会に、何らかの形で 受け継がれていかなくてはならないと思っています。そうあってほしい。 ファイナル=終わり ではなく、ここからこそがおもしろい... これから生まれるであろう「何か」たち。それをまとめて象徴的に『#11』と呼ぶとして、 ぼくは、#10出展に向けてのMyテーマを、『 GO to ELEVEN!! 』としました。 100%のさらに向こうへ。ファイナルを突き抜けて『#11』へ行こう。という意味です。 アートとオタク、西欧と日本.... 誉め殺したいわけではありませんが、村上さんはいつも、 「アシタカ」のような立ち位置にいますね。間に立って傷付いてもまた立ち上がらなくてはならない.. 日本に芸術は必要なのか?GEISAIは今後も行うべきなのか? この問いの重さを、安易に「分かる」とは言えない気がします。ただ、 大勢の人が、それぞれの文脈をもって一挙に集まる「感性vs.感性」な場としてのGEISAIは、 たった1日に圧縮された「世界」のようにも思えます。私にとってGEISAIは、楽しみでもあり、 まさに、たたかいの場でもあります。そこに身を投じなければ気付かなかった課題も多く、また、 かけがえのない親友にも出会うことが出来ました。それは事実です。 はっきり言って、GEISAIほどメチャクチャな多焦点イベントなんてこの世にはないのではないでしょうか。 相反する価値基準のゴッツンコで飛び散る火花にこそ、GEISAI独自の創造性があるのではないでしょうか? GEISAIは続いてほしいというのが、単純な本心です。GEISAI#2を前に村上さんから届いた 「2万人興行にしよう!」というメールは、今も私のケイタイに保存されています。 いしかわかずはる |
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