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「よーい どん!」 先生の合図で走り出す。タイムは... あんまり良くなかった。 ストップウォッチを握ったまま随分遠くの方を指差して先生は僕に言った。 「次は、あっちまで走り抜けるつもりでゴールしてみなさい」 2回目は、グランドのフェンスを睨み付けて走った。タイムは、ぐんと良くなった。 これは、ぼくが小学校3年生の頃の話。 ある朝の中央線、向かいの席にちょこんと座ったランドセルの男の子が ずっとしっかり外を見て、間違えずに駅を降りていったのを眺めていたら そんなことを思い出した。 子供は、一歩ずつ成長していく。大人だってそう。 GEISAI#9で、銅賞やスカウト賞をもらってとっても嬉しかったけど、 それから何ヶ月か得体のしれない不安に襲われることもあった。 でも、そんなこと言ってても仕方ないよね。見なければ、前を。 GEISAIは、「5年は続けます!」と宣言されていたその5年目を迎えた。 そして4月... GEISAI#10について、主催者から届いたメールには はっきりと「ファイナル」と書かれていた。 しかし、ぼくらはその先へ行かなければならない。 " Go to eleven !! " 2006年9月17日、ぼくらは、走り出したんだ。 |
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